今回は(株)エレクトリ様より、HEGELのエントリーモデルのアンプをお借りしてみました。
H95 ¥240,000(税別)
60w+60w (8Ω)ですがとても素直な音で癖が無く本来の楽器やヴォーカルそのもののサウンドが感じられます。
100万円以上の上位クラスのスピーカーではドライブ力に物足りなさは感じる点もありますが、ざっくばらんに申しますと、ペア30万円ほどのスピーカー辺りにバランスが良いかと感じました。
当店では評価している1つの、Herbethのmonitor 20.1を非常にバランス良く鳴らしていました。楽器の音も非常に正しく、空間の表現も良く再現できておりました。
純アナログアンプですが、この辺の価格帯は昨今クラスDの優れた製品も誕生しております。クラスDはある面スピード、立ち上がりが早く近年、進化を感じますが製品にもよりますが少し”機械の音”というように感じてしまう場合もございます。
こちらの製品はとても良い意味で生音に近いものを持っていると感じました。
又デジタル入力も優秀でmarantz SA-10からのspdif coaxial出力から素直で澄み切ったサウンドで聴く事が可能です。
Hegel社の製品は以前からエレクトリ様の試聴室やインターナショナルショーで聴き、素直で正しい音がするメーカーであると感じておりましたので、遅ればせながら試聴致しました。